古代エジプトでは、香りは神聖なものとされ、神への捧げものやミイラ作りに用いられていました。
一方インドのアーユルヴェーダでは、病気を体のバランスの崩れと考え、植物の香りを通して心身の調和を整えてきた歴史があります。
1000年以上前から、呼吸器や肌のケアに役立てられてきた天然素材。
その歴史ある知恵を、今の暮らしの「体の不調を整える・掃除・スキンケア」に応用してみませんか。

アロマの基本|安心して香りを楽しむために
精油は自然の恵みですが、使い方を誤ると刺激になることもあります。
次のポイントを守って、安心して楽しみましょう。
- 精油は原液のまま肌に直接つけない
- 内服はせず、芳香または外用で使用する
- 敏感肌の方は使用前にパッチテストを行う
- 柑橘系精油は光毒性に注意(使用後の日光を避ける)
- 幼児・赤ちゃん・ペットの手や口が届かない場所で保管しましょう
日常で使いやすいアロマ活用法【シーン別5選】
① 吸入(ハンカチ・ティッシュ法)
呼吸が気になるときに
- ハンカチやティッシュに
ユーカリ or ペパーミントを 1滴 - ゆっくり鼻から吸い込む
※マスクの場合は外側にスプレー(肌に直接触れないよう注意)
香りの持続時間:約30分〜1時間
② スチーム吸入(夜の集中ケア)
就寝前の鼻、喉ケアに
- 洗面器に熱湯200ml
- ユーカリ1滴+ティートゥリー1滴
- 蒸気が逃げないようタオルで頭を覆い、5〜10分深呼吸
翌朝までスッキリ感が続きやすくなります。
③ ディフューザー(寝室)
リラックスと睡眠サポートに
- ユーカリ2滴+ラベンダー1滴
- 就寝の約1時間前から使用
呼吸を楽にしながら、安眠をサポートします。

④ 温湿布(鼻づまりのとき)
血行を促して通りをよく
- お湯にペパーミント1滴
- おしぼりを浸して軽く絞り、
デコルテや首元に2〜3分当てる
⑤ 全身浴(1日の終わりに)
【材料】
- 精油:4〜5滴(ラベンダー・ティートゥリーなど)
- 天然塩:大さじ2
- 浴槽のお湯:36〜38℃(少しぬるめ)
【作り方】
- 浴槽のお湯を36〜38℃に調整
- 小さなボウルで
天然塩+精油4〜6滴をよく混ぜる - 浴槽に入れて全体になじませる
- ゆっくり入浴
【ポイント】
- 入浴時間は15〜20分
- 深呼吸を意識して鼻呼吸
- 入浴後は早めに休むと香りが持続
⚠️ 全身浴の鉄則
精油は水に溶けにくいため、
必ず塩などの基材に混ぜてから使用しましょう。

おそうじにも使える|抗菌アロマスプレー
🧼 抗菌おそうじスプレー
- エタノール:10ml
- 精製水:90ml
- ティートゥリー:10滴
- ユーカリ・レモン:各5滴
※使用前によく振ってください。

まとめ
精油は、正しい使い方を守ることで
体の不調を整えたり、掃除やスキンケアにも役立つ心強い存在になります。
まずは少量から、
今の暮らしに合う方法で、無理なく取り入れてみてくださいね🌿
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、
医療的な判断を代替するものではありません

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