2026.05.09
自転車に貼られているTSマーク。 「保険に入っているから安心」と思っていませんか?
TS保険は、自転車の点検整備を受けた際に付けられるTSマークとセットの保険です。 自転車購入時にすすめられるまま加入する人も多いですが、内容をよく知らないまま入っているケースも少なくありません。
この記事では、TS保険の仕組み・種類・注意点をわかりやすく解説します。
いざというときに「使えなかった」とならないように、事前に知っておくことが大切です。
TS保険とは
TS保険とは、自転車の点検整備を受けた際に付けられるTSマークとセットになった保険です。
このシールが貼られていることで、一定の補償が受けられる仕組みになっています。
ただし、有効期限は1年で、自動更新ではありません。 そのため、期限切れに気づかないまま補償の対象外になっているケースもあります。
TS保険の補償内容
TS保険は大きく分けると「相手への補償」「自分のケガ」「重大事故の補償」に分かれます。
| 補償内容 | 対象 | ポイント |
|---|---|---|
| 対人賠償責任補償 | 相手のケガ・物損 | 賠償責任が発生した場合に補償される |
| 傷害補償(自分のケガ) | 自分のケガ(条件あり) | 入院や一定以上のケガが対象。軽傷は対象外の場合あり |
| 死亡・後遺障害補償 | 死亡・重い後遺障害 | 高額補償の備えとして設定されている |
このように、補償ごとに役割がはっきり分かれています。
TSマークの色ごとの違いと選び方
TSマークは青・赤・緑の3種類があり、色によって補償内容やサービスが異なります。
- 青色:基本的な補償
- 赤色:より手厚い補償
- 緑色:示談交渉サービス付きで実用性が高い
特に緑色TSマークは示談交渉サービスが付いている点が大きな特徴です。
そのため、「どの色でも同じ補償」ではありません。 加入時には色と内容の両方を確認することが大切です。
注意点
① 有効期限は1年
TS保険は自動更新ではなく、有効期限は1年です。
期限切れに気づかず、補償が受けられないケースもあるため、定期的に有効期限を確認しておくことが大切です。
② 自分のケガ・相手への補償は条件付き
TSマークには補償が付いていますが、すべてのケースで無条件に支払われるわけではありません。
傷害補償(自分のケガ)については、軽いケガや通院のみの場合は対象外となることがあり、入院や一定の条件を満たした場合に補償される仕組みです。
また、対人賠償(相手へのケガなど)についても補償はありますが、TSマークの種類(青・赤・緑)によって補償額や条件が異なります。
そのため、「どの範囲まで補償されるのか」は加入時に確認しておくことが大切です。
③ 修理費は対象外
パンク修理や部品交換など、自転車そのものの修理費は基本的に補償対象外です。
TSマーク付帯保険はあくまで「人への賠償」や「ケガの補償」を目的とした保険であり、自転車本体の修理費まではカバーされません。
費用の目安
TSマークの費用は、点検費用とセットで1,500円〜3,000円前後が一般的です。店舗やTSマークの種類によって異なるため、加入前に確認しておくと安心です。
向いている人
TSマーク付帯保険は、次のような人に向いています。
・自転車の保険にできるだけ安く入りたい人
・点検とセットで手軽に備えたい人
・最低限の補償(対人賠償など)があれば十分な人
・定期的に自転車の点検を受けている人
まとめ
TS保険(TSマーク付帯保険)は、自転車の点検整備を受けた際に貼られるTSマークに付帯する保険です。
- 種類によって補償内容が違う
- 有効期限は1年で更新が必要
- ケガや修理は条件付き
「入っているから安心」で終わらせず、内容を一度確認しておくことが大切です。
また、保険は同じ補償内容については基本的に1つしか使えないことが多いですが、 補償の種類が違えば別々に使える場合もあります。
そのため、内容が重複していないかを確認しておくことが重要です。
詳しくは、こちらでも解説しています。
→ 自転車保険の落とし穴を確認する
【免責事項】
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
TSマーク付帯保険の補償内容・料金・条件などは、加入する店舗や時期、契約内容によって異なる場合があります。
最新かつ正確な情報については、必ず自転車安全整備店や保険会社の公式情報をご確認ください。

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