長年一緒に働いてきた職場の同僚が、ある日突然休職することになりました。
後から聞いた話では、限界ぎりぎりまで頑張っていたそうです。
「もっと早く気づけなかったのかな」「何かできることはなかったのかな」
そんな後悔の気持ちが、しばらく頭から離れませんでした。
同僚は私と同世代。
毎日顔を合わせ、普通に仕事をしていたはずなのに、異変にはまったく気づけなかったのです。
この出来事をきっかけに、メンタル不調は想像以上に表に出にくいものなのだと強く感じました。
そして、ストレスの少ない穏やかな生活を送るにはどうしたらいいのか、真剣に考えるようになりました。
同僚の休職で気づいた「心の不調は見えない」という現実
メンタルの不調は、必ずしも分かりやすいサインとして現れるわけではありません。
特に真面目で責任感の強い人ほど、
- 周囲に迷惑をかけたくない
- 弱音を吐くのは良くない
と、自分の限界を後回しにしてしまいがちです。
表面上はいつも通りでも、心の中では静かに疲労が積み重なっている。
今回の出来事で、その怖さを身をもって知りました。
中高年になると人に言えない悩みが増える理由
若いころは、仕事も遊びも勢いで何とかなっていた気がします。
でも中高年になると、悩みの質が変わってきます。

親の老いと距離の問題
親が転んだ、体調を崩したという話を聞くたびに胸がざわつきます。
会うたびに少しずつ老けていく姿を見ると、離れて暮らしていることが余計に心配になります。夜中に電話が鳴ったらどうしよう、そんな想像が頭をよぎります。
将来への漠然とした不安
「このままで老後は大丈夫だろうか」
「ひとりになったら、ちゃんと暮らしていけるのかな」
お金の将来設計で頭がいっぱい
「老後資金足りるかな」「ひとり暮らしになったらどうしよう」「年金だけだと足りないのかな」と考えて不安になったり。
誰かに相談しづらいからこそ、心の中で不安が膨らみがちです。
健康の変化が怖い
「最近疲れやすい」
「無理がきかなくなってきた」
体の変化を感じるたびに、これから先への不安が現実味を帯びてきます。
メンタル不調と同じで、体調の変化も表面化しづらいし、周りに相談しにくいんです。

なぜメンタルヘルスケアが必要なのか
同僚の休職を通して感じたのは、
心の不調は、気づいたときには限界を超えていることが多いという事実です。
誰かの異変に気づくことも大切ですが、
それ以上に「自分自身の心を守る力」が必要だと思いました。
メンタルヘルスマネジメントは、
- 不調を未然に防ぐ
- ストレスとの付き合い方を知る
- 自分の限界に早く気づく
そのための考え方や習慣を学ぶことだと感じています。
特別な人のためのものではなく、
中高年こそ、意識して身につけるべきものなのかもしれません。

心が壊れる前に気づくための5つの習慣
- 「今日の疲れ」を夜に振り返る
寝る前に3分、日中の感情をノートにメモ。「イライラした」「不安だった」を書き出すだけで客観視できる。 - 週1回「一人時間」を確保
散歩、カフェ、読書。何でもいいから「考え事禁止」の30分を作る。中高年は人に気を遣いすぎる傾向がある。 - 「親の老い不安」を言葉にする
配偶者や友人に「最近親のことが心配」と1回口に出す。言葉にすると頭の中の不安が整理される。 - 体調変化を「数字」で記録
体重、睡眠時間、疲労感を週1回チェック。数値化すると「これは要注意」のサインが見える。 - 「相談下書き」をスマホに保存
医師やカウンセラーに伝えたいことをメモしておく。実際に話す前に整理でき、勇気が出る。
まとめ|同僚の休職から学んだこと
同僚の突然の休職は、私にとって大きなショックでした。
でも同時に、「心の不調は見えない」「中高年は悩みを抱え込みやすい」という現実を教えてくれました。
今日から試してほしいこと
- 今夜、「今日の疲れ」を3分メモ
- 週末に30分の一人時間を予定に入れる
これだけでも、心の早期警報システムが作れます。
大切な人は、意外と近くにいます。
そして、その「大切な人」には、自分自身も含まれていることを忘れないでください。
あなたと周りの人の、心穏やかな日々が続きますように


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